「クラブMOI」「MOIマッチング」「MOI Tuning(チューニング)」「MOI」はJCMOの登録商標です。BoseIronFactoryでは正当な許諾を得て使用しております。

  • facebook

このページではオーナーの皆様からよく頂く質問をまとめています。

MOIマッチングとスイングバランスの違いは?

スイングバランスはクラブMOIの計測が実用的になるまでの、あくまで簡易的な振り味の計測方法といえます。
よってクラブMOIの計測が可能となった今、スイングバランスを合わせたからといって振り心地が同じになると考える人は少なくなってきました。
振り心地の基準となるクラブ慣性モーメントをクラブMOIといい、そのクラブMOIを
ひとりひとりのスイングに合わせた値にマッチングすることをクラブMOIマッチングと呼びます。

34歳のアスリートゴルファーでヘッドスピードは47m/sです。
私に合ったクラブMOIはいくつですか?



年齢やヘッドスピードに関わらず、ひとりひとりで適正なクラブMOIは変わってきます。ヘッドスピードが速い人でも低めのクラブMOIが合う場合もありますし、ヘッドスピードが遅い人でも高めのクラブMOIが適正な場合もあります。
適正なクラブMOIを導き出すためには現在使っているクラブセットを測定し、一番振りやすく良い球の出るクラブのMOI 値を計測し、様々な聞き取り調査をした上で適正MOIを割り出していきます。

クラブMOIの調整方法を教えて下さい
 

基準となる番手を決め、そのMOIに合わせていくのですが、基準よりもクラブMOIが高い番手ではシャフトを抜き、ヘッド重量を落とす加工やシャフトカットをします。
逆に基準より低い番手の場合はヘッドの重量を増やすか長さを長くする方向で対応しますが、バックフェースに鉛を貼ることは弊社の方針として行っておりません。

01

02

03

クラブMOIと5900が上限のMOIと何が違うの?

下の図はヘッド左右の慣性モーメントに関する図です。オフセンターヒットした時にはヘッドが回転しますが、ヘッド左右慣性モーメントが高い場合、オフセンターヒットしても回転しにくくなりますから、方向性は安定する事となります。
回転軸となっている点はヘッドの重心位置です。重量物がヘッドの重心位置からどれだけ離れているかによってヘッド左右慣性モーメントの高低はかわります。つまり、(実際にはあり得ませんが)重心位置に全ての重量があると仮定するとヘッド左右慣性モーメントはゼロとなります。
このヘッド左右慣性モーメントが5900g-cm2(※1)を上限とするMOIです。

 

※1 ヘッド左右慣性モーメントを表す単位はクラブMOIと比べて低いので、g-cm2という単位を使います。
※2 クラブ慣性モーメント(クラブMOI)を表す単位は高いのでkg-cm2という1000分の1の単位を使って表すのが標準です。
(ゴルフ雑誌などでクラブMOIをあらわす単位としてg-cm2を使っているのをよく見ますが、2600kg-cm2が2,600,000g-cm2と言ったちょっと現実味の無い数字になってしまうためあまり推奨出来ませんね。桁区切りがないといったいいくつなんだか・・・ですから)

04

MOIマッチングを施した場合、従来からのバランスというものも自然に揃ってくると考えてよいのでしょうか。それとも別設定が必要なのか、はたまた両者は相入れないものなのかご教授ください。

MOIマッチングを行った場合は従来からのバランスは揃いません。それは単に揃わないということではなく、短いクラブから長いクラブになるに従って0.4~0.6ポイントずつ低くなる形でフローする傾向となります。
別設定が必要とか相容れないということでは無く、従来のバランスがクラブMOIの計測が可能になるまでの代替手段だったと考えれば理解しやすいと思います。


 

06

よくいただく質問

MOIマッチングをする場合、どの番手を基準に考えればよいのでしょうか。

どの番手でも構いません。

1.気持よく振りきれて

2.自分の思い描いた球筋になりやすく
3.再現性高く芯で当たる

クラブのことを指します。ただし、ドライバーやウェッジが振りやすいといった場合に、アイアンセット全体をドライバーやウェッジのクラブMOIにすることは危険といえます。
まずはアイアンセットの中から基準とする番手を選んでいけば良いかと思われます。


違う番手でもクラブMOI が殆ど変わらないということもありますので、7番と9番が良いということでも構いません。

まれに3番やAW・SWというオーナーもいらっしゃいますが、そのような場合はシャフト重量がオーナーに合っていない場合が多いため、フィッティングをした後に違うシャフトへリシャフトすることをお勧めすることもあります。

07

一方でクラブMOIはバット側を中心点として回転する方向における慣性モーメントです。

バランス信者の方の中には「回転運動は身体全体で行うので、腕の振りを含めた慣性モーメントを出さないと正確性に欠ける」とおっしゃる方もいます。コックを全く使わないのであれば正論でありますが、実際に腕や身体のMOIを正確に測ること腕を切り落とさないかぎり不可能です。また、胃や腸と違って腕をはじめとする可動域のMOIは筋トレなどを長期にわたって継続していかなければ変わることはありません。
変わらない部分をわざわざ腕を切り落としてまで測ることはナンセンスですし、全くコックを使わない人でもクラブ慣性モーメントを一定値にしておけば全体の慣性モーメントは一定値となります。
クラブ慣性モーメントを「振りやすいクラブ」「芯で当たりやすいクラブ」のクラブMOIにしておけばスイングを変えること無くどのクラブでも振れることとなります。

 
どんなクラブでもクラブMOIマッチングは出来ますか?

 

ほとんどのクラブでMOIマッチングは可能ですが、ステンレス鋳造はホーゼル内の肉抜きが難しくクラブMOIマッチングにはあまり向いてい無いものもございます。
ただ、BoseIronFactoryでは年間1,500~2,000本程度のクラブMOIマッチングを行いますが、今までで出来なかったのは1セットのみです。

特殊な合金で作られた、20年以上古いヘッドのものでしたから、ほとんどの場合クラブMOIマッチングは可能です。

クラブMOIマッチングが可能かどうかはお問い合わせくだされば調べてお答えいたします。

08

MOIマッチングって何?

簡単に言うと、

振り心地を得意番手に合わせることで、振った感触だけでなくボールインパクトの角度・向きまでもコントロールし、球筋も得意番手と同じようにしていく
という、物理的な側面(慣性モーメント)に着目した最新のチューニング方法です。
様々な検証を経て、現在では一次MOI(身体や腕のMOIによって変わってくるMOI)によって変化する球筋(チーピンやフック等)にも対処できる独自のカウンターバランス理論も取り入れて様々なオーナーのお悩みにお応えしております。

09

BoseIronFactoryでしかMOIマッチングは出来ないのですか?

 

現在の所、MOIマッチングが出来る工房はそれほど多くはありません。
正しい知識と技術が無ければ、精度の低いものとなり、実際の振り心地もバラバラのものとなる可能性があります。
BoseIronFactoryでは、日本クラブMOIマッチング機構(JCMO)の創業メンバーとして、クラブMOIマッチングの普及・啓蒙を行うだけでなく、正しいクラブMOIマッチングが出来る工房を育成していくことをJCMOと共に進めて行きます。
まだ多くはありませんが、将来的にはJCMO認定店を増やしていき、どの認定店でも安心してMOIマッチングができる環境つくりを推進して参ります。

 

05

PINGのG30アイアンを使っています。他店ではGシリーズはMOIマッチングが出来ないということで新しいアイアンを薦められましたが、本当に出来ないのでしょうか?

 

PINGのGシリーズでも特に問題なくMOIマッチングは可能ですのでご安心ください。

ただしPINGのGシリーズの場合、ヘッド本体での調整しろは他のアイアンなどと比べると調整幅は狭いです。ですので、適正MOIにしていく作業は長さの調整が原則となります。そのため、0.5インチ刻みにしていくことはほぼ不可能で、0.3インチ~0.6インチ程度のフロー(実際には0.3→0.35→0.4→0.45→0.50→0.55→0.60と言った感じ)となることが多いです。

また、PINGの場合はフィッティングを行っての購入が多いのであまり無いのですが、適正MOIと実際のクラブMOIに大きな開きがある場合はシャフトの重量が合っていないということもあります。
その際はリシャフトも考慮に入れていただきたいとご相談することもございます。

 

10

プロゴルファーでMOIマッチングをやっている人はいますか?

 

はい。現状ではまだそれほど多くはありませんし、用具契約がありますのでお名前を出すわけにはいきませんが、MOIマッチングをやっているプロもどんどん増えてきています。

ただ、ツアーバンのような振動があったり水平が取りにくい車の中では正確なクラブMOIを測ることが難しいため、ツアーバンへの導入はまだそれほど進んではいません。

また、ベテランのプロゴルファーなどは何十年もスイングバランスを合わせたクラブで練習を積んできていることから、番手によって振り心地が違うことに慣れており、クラブMOIマッチングしたクラブに慣れるまで時間のかかるプロも多いです。

そのため、現在では若いプロを中心に少しづつ広がりを見せている段階となります。

追加情報:JCMO認定店ではありませんが、石川遼と池田勇太のMOIマッチングをやっていて、しかもCallawayやYONEXではなくてその工房さんがBUCHIのアイアンにCallawayやYONEXのマークをつけてチューニングを施しているとの情報が寄せられました。
​にわかに信じられませんが本当だったとしたらすごいことですね。


 

11